ビールがカラダづくりに与える影響 超筋肉系管理栄養士® 今井準

ビールがカラダづくりに与える影響- BeRuleプロテインビールが教えます

大会に出るような選手を除けば、付き合いや息抜きにお酒を飲む機会がある方もとても多いと思います。同時に、「お酒ってダイエットに悪影響?」や「お酒を飲むと筋肉付かないの?」といった疑問を持つ方も少なくないハズです。

ということで、まずはお酒(アルコール)が体内でどのように代謝されるのか、簡単にまとめてみます。

  1. アルコールはアセトアルデヒドという物質に変わり、最終的に二酸化炭素と水に分解される。
  2. アルコールがアセトアルデヒドになるときには、酵素が必要となる。
  3. アルコールが分解されると「エネルギーが大量にある」とカラダは判断するので、体脂肪の燃焼をストップしてしまう。

ということですから、脂肪燃焼させる上でアルコールはマイナスの働きをしてしまいます。

そして、このような研究があります。

トレーニングをした後に

  • 「お酒と炭水化物」
  • 「お酒とプロテイン」
  • 「プロテインのみ」
  • を摂取する群に分け比較したところ、当然のことながら「プロテインのみ」の群は筋肉が増える反応が最も高く、「アルコールと炭水化物」の群はかなり低くなってしまいました。他にも、アルコールが筋肉を付ける作用を妨げるという研究は数多く存在します。

    しかし、ノンアルコールでしたら全く問題ありません。

    また、多少お酒を飲んでもプロテインに含まれる「システイン」というアミノ酸が筋肉の分解を抑えてくれる作用があることや、アルコールを代謝する酵素の材料もタンパク質であることから、

  • お酒を飲むときにはできればプロテインを飲む
  • できればノンアルコールにする
  • ノンアルコールドリンク+プロテインが理想的
  • と言えます。